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2017/11/20

コンサートに行かなくなったわけ

わけなんかない。と思う。

最初はね、理屈抜きで「ああこれ行きたい」と思える演奏会が少なくなったなあって。
コンサートって、マラソンハイとか、読書ハイと同じで、きっかけ1つで楽しくなって「また次に行きたい」とスイッチが入って、リズムよく次の出会いを楽しめたら、あとはどんどんとイモヅル。

逆に、いったん火が消えてしまうと敷居が高くなっちゃうんだよね。
知りあいが誘ってくれても「いやその、知りあいだからこそ、演奏は遠慮申しあげた方が」という真理(心理)が働くってのもある。

もちろん、点ではなく線でのおつきあい。演奏家とはそういうものだ、ということも重々承知のすけ。私だって本来はそっちの畑にいたんだし……と思うとかえって意欲が薄れるってのもあるかもね。

特にピアノ。
ま、そういう時期もあらーな。

世の中にはクラシックピアノ以外にも、いくらでも刺激的で奥深い冒険の音楽はたくさんある。未知の世界というだけではなく、フレッシュなインパクトが欲しいと思うなら、いくらでも与えてもらえる。この「いくらでも」というのが、必ずしも妄想領域にいかずとも、楽しい出会いはいくらでもある。自分のありようを進化させていくきっかけは、自分でそうと決めさえすれば、いつでもどこでも、どこからでも抽出可能。

ってことで、新国での椿姫を観てきたいなあって思ったけど、案の定、腰があがらず。読響のメシアンのオペラもね、私は83年の初演をパリで観ていて、これは見に行く「べき」と思いはしたものの、どうもスイッチが入らない。

せめて、松竹系(かな)でやってるソフィア・コッポラの椿姫な映画でも観てこよう。

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コメント

補足。
もちろん、演奏会に「まったく行かなくなった」ということではなく。場合によっては当日になってから「チケットありますがいかがですか」ってお声をかけてもらって、ほいほいほーい!と出かけていくことだってあります。リサイタルでもオケ定期でも、じつは「行きたい」とチェックすることだけはいまでも……もしかすると、月に25回平均で演奏会いっていた時期よりもさらに、こまめにチェックしているかも。だから、ああこりゃ自分でもワガママ言ってるって思いながらも、気軽に声をかけてもらえたら嬉しいな。

投稿: ふじもと | 2017/11/20 10:31

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