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2018/01/25

パッション・クラシック

ご存じオリヴィエ・ベラミの番組を久しぶりに聴いてみた。おもしろかった。

私がフランスのラジオ番組をストリーミングやポッドキャストで聴くってのは、フランス語の勉強ってこともあるけれど、どうやらそれ以上に「いまそこにいない自分」をリサーチするというかね。たとえば、映画や本や音楽の話をラジオで聞く。けど、実際にその映画を見ることなく、広報とか宣伝プロモーション、あるいはトーク番組という媒体を通じて、かかわった人の話を聞かせてもらっている、という感じがね。楽しいのだ。

音楽番組であれば、ライブで演奏会音源を聴きながら、場合によっては指揮者とかがブースに立ち寄ってしゃべったりしてくれることもある。それとはまたちょっと違う。いや、どっちも大好きなんだけどね。

オリヴィエの番組は、ほぼ毎日。1時間弱。出演者は、クラシック音楽が好き、というような、あるいはたまたま音楽とつなげて話をきくとおもしろそうだ、とオリヴィエ本人なりプロデューサーなりが判断した著名人。たぶんこの番組のピンでのファン(リスナー)が多いんだろうね。私がわざわざPCで聞いてるくらいだもん。ゲストはそりゃもうゴージャス。

24日水曜日つまり昨日の放送分は……うーむ。データ指定でのリンクページの出し方がわからないので、とりあえず、「番組をあとから聴く」のページのURLだけ張っておきますね。

パッション・クラシックのポッドキャスト

ゲストはメラニー・ティエリ。女優さん。このところフランス映画をロードショーで見る、もしくは試写会にお邪魔する、ということを完璧にサボってしまっている私は、名前をきいてもピンとはこないテイタラク。ですが、ちょうど昨日、フランス本国では映画「苦しみ」かな。デュラスの作品世界で、当然ながら本人が主役(?)として登場するエマニュエル・ファンキエル監督の映画が上映開始、とのこと。

これね→

お昼ごはん代わりのインスタントラーメン(味噌味)を食らいながら、番組を満喫。オリヴィエが、クラシックの演奏家の「演奏」に託けて、メラニーに「作家は自分の表現活動を正当化〈させられている〉という意識をどう処理しているのか」というような質問をうっかり発して、おそらくはフランスでもいまやブームとなっているであろうミートゥーの運動について訊かれたと毛並みを逆立てた雰囲気の女優さんに「なにそれ、意味がわからない」と、3回くらい聞き直されていたのが印象敵であった。オリヴィエでさえも、こういう質問はしたくなるんだね。

ここ二年くらい、インタビュー通訳で「どうお感じになりますか」の質問をどう訳せばいいのか悩んでいた私ですが、いやもう、なんでもいいんじゃね? というくらいの、パンパかパーン!かな。好きにしよう、って思ったわ。

他にもいろいろ。
話が前後しちゃったけど、この映画、たぶん日本で配給されるだろうなあ、と期待しつつ。でも、たぶん見に行かない。だからつまり、実際には見ない映画を想像しながら、主演女優のトークを聞く。なんだかオツだなあ。

同時に、こんなふうにメモを残すブログ、というのも、たまにはあってもいいかもね。

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