2018/07/19

連載第二回

音楽ことばトリビア~フランス語編

連載の第二回、公開しています。
今回、14日の朝に(たしか)入稿して、タイムリーな話題ですよと担当編集氏にメールで教えてもらったのはその日の夜。驚きましたね。Twitterで「レッスンで謝礼を封筒にいれるか問題」というのが勃発して、局所的にかなり炎上気味になっていた……というか、喧嘩腰の「そんなことをいまどきお客さま(生徒さん)に強要するなんて傲慢」みたいな反応が一部では燃えあがっているらしい、ということを、記事の公開直前の週末に知りましたよ。

Twitter初心者なんですけどね。
とくに初回の「世界杯ネタ」をTwitterで拾ったというのもあって、自分のアンテナの「予言性(かな?)」にあっけにとられたというか。

最近ほんとに多いんだけどね。
別にチャネリングとかそういうものとも違う。けど、自分の意識フォーカスが少しそういう「集合意識」のところに寄っていたのかもしれない。おっと、そういう話は表向きのブログでは書かないほうがいいのかしら、と思っております。ので、このへんにしておこう。

せっかくなので、記事に書いたこと、というよりは、書かなかったことの補足。

●フィリップのお父さんが尻ポケットの財布からお札を取り出したとき、おつりがないかもしれない、と言ったこと。たぶん、そういう場面でサービス精神旺盛を発揮してしまう「日本人の留学生」でしたからね。一緒に少しワタワタしたんだと思う。←そうでなければ、こんなに昔のことを鮮やかにも出せないもの。バルビゼと「おつりをどうするか」のやりとりが少し合ったところで、無事に他のポケットから小銭を発見して、ちょうどいい額面になったのだと思う。あるいは、いくら才能がありそうにせよ、自分は子供を教えるのはあんまり得意じゃない(かなり間接的な言い方だなあw)と追い返そうとしたバルビゼに、じゃあ次にまたくるときには端数までそろえて渡しますので……というやりとりがあったような気もしてきました。留学してほんの数週間とか数か月という時期だったので、本当にそこまでデリケートなやりとり(フランス語)が理解できたのかどうか、少しあやしい気もしますが、レッスン室のなかでのできごとに関しては、語学力を越えたところで、つねに90パーセント以上の理解ができていたという気もする。

●なぜこんなにあの場面が印象に残っているかというと、これはコラムに書けなかったけれど、あの親子が見るからにマルセイユの庶民的な家庭の、お父さんは特にブルーカラーのひとだという雰囲気が、日本のお教室感覚からすると「子供が初めてピアノの先生に会いに来るときの服装という感じじゃない」ということとあいまって、インパクトが大きかったから。フィリップも、エチュード的なものと、ベートーヴェンの派手(だけど子供によく与えられるような)めの曲とかを弾いたんだったかしら。ああ、さすがにそのへんは、十年くらい前にはまだ記憶していたんだけどね。放っておいてもピアノに向かってなんでも弾いちゃうという、ホンモノの才能なのか、集中力があるのを観て親や教師が「この子は才能があるのかも」と思いこんでスパルタでわけもわからず弾かせてしまう才能と、どっちなのか判別しがたかったというのは確か。

●自分の記憶や感じたことは、つねに書き残しておくか、ひとにしゃべるか、メールや手紙に書いてアウトプットしまくるか。いずれかをやっておくことが常日頃から「アンテナ磨き」のために大切だ、と思ったこと。

あとはね、FBにツラツラと書いたようなこと。音楽院の1900年のポストカードを見て、レッスン室はここだったなあ、と左側の上部の大窓を愛しく眺めたこととか。右側はダンス科で、マチュー・ガニオのドキュメンタリでわりと最近、彼がそこから入っていって「かつてのバレエマスター(教師)およびクラスの子どもたちと会う」という場面があったなあ、とか。

で、最後にガラッと話題をかえて、このブログのこと。アメブロに引っ越すことを検討はしたものの、アメーバやはりだめだわ。私が日常雑記として書いておきたい内容と、運営方針その他。まるでしっくりこない。ごめんん>アメブロ。なので、当座、あちらは匿名的に、思いついたことや降ってきたアイディアなどを、何も考えず「ただ書きとめる」ノートブック的な場所として残そうと思います。

いまこの瞬間も、だいぶ「脳内思考の垂れ流し」的になってしまっているのだけれど、そういうアウトプットもおそらく私には必要なんだと思う。なので、ここに戻ってくるというよりは、ココログなりどこか似たような使い勝手の別アカウントをつくって、心機一転の場所とするのとあわせて、何か書きたいことができたらここには書きに戻る、という感じになるのかなあ。

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2018/07/13

連載スタート

音楽ことばトリビア~フランス語編

音楽之友社のWebマガジンがこの4月からリニューアルして「Ontomo」となりました。音楽と言葉、というアプローチでモノを考えることが常態となっているひとに執筆陣にくわわってほしい、外国語とか何語がというだけではなく、フジモトさんが書くものを読みたい。と、ありがたくもご紹介いただき、このたび短期集中(?)連載がスタートしました。

林田さんからは、継続性があって上質なテーマが見つかるといいですね、と言ってもらった。そう、それがいまの私には切実に必要なもの。だいじなこと。

こういう原稿記事を書いてみることで、自分のなかで何年も澱んで痼(しこ)っている何かが研磨されていくような予感もある。いまこのタイミングで、書く機会を与えてもらったことがありがたい。ここ数年、ご縁ってなんだろうって、ずっと自問していた感もあるのだよ。これだね。私の一期一会。イマココ。

これもきっと何かの縁。
読んでください。

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2015/04/11

ぶらあぼの記事

波多野睦美さんのバルバラ公演@王子ホール。
紹介記事をピックアップ。

波多野睦美、バルバラを歌う

ありがとうございます。

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2015/04/08

バルバラ

仕事の記録。
まだまだ現在進行形です。

ありがたいことに(というか恐ろしいことに)チケットはとっくに完売しております。なので、こうしてお知らせしたところで、ご存じなかったかたに聴きに来ていただくこともできず、申し訳ないなあと思いつつ。

波多野睦美、バルバラを歌う

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2010/08/18

肩こり

いいかげん取りかからないとマズイってことで手をつけたのが、某誌の記事用の文章をまとめる下請けアルバイト。音声ファイルを受けとった時点で、1回通して聞いて、ノートにざっと内容を書き起こしてはあったんだけど、いざそれを細かくテキストに起こすとなると尋常ならざる労力が必要とされる。

本来ならこういうリライトやテープ起こしのたぐいはご遠慮させていただくのです。ただし、お初のところから声がかかったときだけは例外ってことで、うっかり電話で「いいですよ」と。だからやっぱり電話って苦手(八つ当たり)。

3時間かけて、ノートに書き起こしてある内容の三分の一ほど消化できたか、できないか。まあ、あちらはこういう作業を内部で処理するのが面倒だから、わざわざ人を介してわたしにご依頼くださったのでしょう。仕事があるってこと自体はありがたいし、記事の内容はおもしろそうだから、一度ならやってみてもいいかなと思ったんです。とはいえ、音楽系とはいえドラムは専門外でっせ。人選をまちがったとあとで思われないくらいにはきちんとやっておきたいけど、出来が良すぎて同じようなアルバイトがどんどん持ちこまれても困る。微妙ね。

で、ここにこんなことを書くのは、次の予定が詰まっているから、何がなんでも今日中にこのアルバイトは終わらせたい……という決意表明なのでした。続きはまたのちほど。

【追加】午後八時頃
終わった~。もう涙目。今日も猛暑だったし精神状態は最悪。

でも苦手な作業は終わったもんね。あとは斜めに読み直して、〆切までまだ2日ほどあるけど、とっとと原稿を送ってしまおう。トータル30枚超。ああ、これで本来の作業(それが何かということはさて置いて)に戻れる。

が、ふと見ると、いつのまに届いたのか、新手のアルバイトのご依頼メールが。ありゃま、こんな暑い時期に来日しているフランス人がけっこういらっしゃるってことですね。いやはや。

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2010/08/04

掲載誌など

ありゃりゃ、ずいぶん前に送っていただいていたというのに開封することさえ忘れていたわ。すみましぇん。

埼玉アーツシアター通信28号 2010年7-8月号
(by財団法人埼玉県芸術文化振興財団)

かかわった記事は以下のもの。
エマニュエル・パユ インタビュー(木幡一誠)
……読み返しては頭のなかであれこれと反復中。

で、それとは別件。
ただでさえ、抱えこんだ仕事が夏バテその他のせいでまったく手につかず七転八倒している……しかも、その旨をありえないほど正直に、泣きながら(ほぼ事実)原稿催促のメールに書いてゴメンナサイとあやまると、信じられないくらい優しい優しい叱咤激励のリプライがそれぞれに返ってきて、読んでてまたしても涙が出そうなありさま。あーもう、恥ずかしいったら。

そんな状態だというのに、気分が変わるかもしれませんから、よろしければどうぞ……というニュアンスで(あはは、もしかすると勝手な解釈?)いきなり音楽系の原書が送られてきました。違うところから二冊同時に。しかもそれが、どちらも有名演奏家の評伝orエッセイで、ウソ偽りなしに、おもしろそうなんですよ。ご存じの方はご存じのとおり、いままでずーっと「クラシック音楽がらみの本の翻訳」は完全に封印してきたワタクシです。これを機会に、何かが変わるか。むー。

いずれにせよ、いま目の前にある〆切を(溺れそうだけど)どうにか乗り切ってから考えることだわ。

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2010/07/01

見本誌0701

サラサーテ 2010年 08月号 [雑誌]
手もとに届きました。ありがとうございます。

追記(7月5日)
関わった記事(ファニー・クラマジラン×勅使河原三郎対談)とのからみ。
以下メルマガ『「熱狂の日」フレンズ メールマガジン2010.7.5』より引用。
――(中略)ヴァイオリニストの
ファニー・クラマジランさんと舞踏家の勅使川原三郎さんのコラボ公演
「オブセッション」がNHK-BShiおよびNHK-BS2「プレミアムシアター」で
放映されます。
チャンネルと放送時間:
 NHK-BShi 7月10日(土) 午後10時45分~午前2時45分
 NHK-BS2  7月19日(月)【18日(日)深夜】 午前0時40分~4時40分
※放映時間は変更になる場合がございますので詳細は下記サイトでご確認下さい。
★NHK-BS「プレミアムシアター」詳細はこちら

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2010/06/29

おっと

すっかり忘れていた!
や、前にもアナウンスしたような気がしますが。

オススメのイベント情報。サイトはこちら。わかりやすい紹介はこんな感じ
といっても、どうやらサントリー小ホールでのコンサートは、チケット前売り分がすでに捌けてしまったのでしょうか。む。

レインボー21という企画上、芸大と桐朋との「交流プログラム」が別個に幾つか組まれていますので、ご興味のある向きはそちらのほうに足を運んでみるという手もありかと思います。

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2010/04/06

ようやく

春らしい気候となりそう。昨日まではまさに「花冷え」という感じで、どうしても花見に出かける気分になれずにいたのだけれどね。ここらで、空元気でもいいから気分を一新して、外に散歩に出てみようか。昨日までの雨のせいで、せっかく実家から戻ってきたワンコとの散歩もさぼってしまっている。

さて。昨日の夜になってあわてて手をつけたプレスリリース資料の訳出。寝る前までに8割方を終わらせ、起きてから超特急で仕上げて送付。よかった、気分が多少滅入っていても、まだ仕事はできる自分。

身体だけ運べばイヤでもこなせる通訳仕事はどうにかなる。でも、長期にわたる根気と気合いが必要(命をすり減らすと、尊敬する先輩からも言われた作家の作品だし)なホンヤク仕事は、もしかするともうできないかもしれないと不安に思っていたけれど、気分の変化をだましだましならどうにかなりそうだ。

ああ、すみません。またしても友人の皆さんにご心配をかけてしまいそうなことを抜かしております。が、こうして「言葉にして書く」ことができているという時点で、気分的な谷底は抜けたのだと思います。大丈夫。

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2010/02/10

到着

amazon.frに注文したものが、ぽつりぽつりと到着。
気分的には、年明け早々に発売になったYカドラの新刊がメインの買い物のはず、だったのだけれど。届いてみると、ついでのつもりで注文したものが重たいですね。

これこれ

CDのほう、モーツァルト、バッハ、シューマンがメイン。
いやもう、どれがどうって言えないくらい思い出だらけの曲目です。たとえばバルビゼがアンコールに必ず弾いていたきらきら星、たしかきちんとした録音はあまりないと言っていたけれど、これでまっすぐな気持ちで聴くことができる。シューマンのカーニバル、出だしをあんなふうに「シャンパンの泡をきらきらさせるように」弾けるピアニストなんていないだろうと思ってたけど、それもこの録音で聴くことができるのか。そしてバッハのイタリアコンチェルト、モーツァルトのヘ長調ソナタ(k332)とハ短調の幻想曲&ソナタ。

ああ。おそらく、封を切るのにかなりの気合いが必要。だって、「最後の録音」と銘打たれたベートーヴェンのソナタ3曲のCDでさえ、つい最近まで埃をかぶったまま、セロファンの封を切ることができずにいたくらい。

そして本。じつはあまり期待していなかったのだけれど、序文を読んだだけですでに号泣。こんなんで、読めるのかなあ。

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