2017/09/22

ウェルズとかアシモフとか

進化したロボットが人間に仕えていく社会。
風刺的な初期SFでよく扱われたテーマです。

さらに、コンピュータもしくは人工知能に何がどこまで可能なのか。
だいたいは、人間は「じぶんたちに扱いきれないモンスターを背負い込む」という、危機感をあおるような物語になっていくのかもしれないなあって。ずっとそう思っていた。

人工知能の権威レイ・カーツワイルが、グーグルで「メールの自動返信」を開発する本当の狙い

いい記事だなあ。
じっくり読ませてもらおう。

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2016/08/13

良かったと思うこと

この2年くらいかな。
ちょうど、母が亡くなって父の体調がみるみる悪化しはじめた頃、いま思えば私も心身ともにけっこうヤバい状態になっていたのだ。もともと「いつでもチャンスの前髪は引っ掴む」気構えは万全だった私だけれど、あの頃はさらに、気づかぬウチに「溺れる者はワラでもつかむ」の緊急アンテナが働いていたに違いない。

で、精油(アロマ)のことを勉強するにつれ、少しずつスイッチが入ってきたスピリチュアルとか、上とのつながりとか、ハイヤーセルフとか。さらに関連での自己啓発とか、そっちのほうの本も読みあさる時期がしばらく続いた。

母が生きていた頃は「これがあと2年も続いたら私は死ぬかもしれない」と感じていたような、良くないことがあるとそれは自分のせいであり、人にきらわれたら最後、何もかも自分が悪いから自分は不幸になって、親を不幸にして自分も痛みと苦しみと孤独にさいなまれて死ぬのだ、という悪運信仰みたいなものに悩まされたのだけれどね。

何が起こってもそれは因果応報。その考え方は同じであっても、エゴや概念の枠が外れるとここまで見え方が変わってくるのか、と驚くほどに世界観が明るく変わりました。ありがたいなあ。視野が明るく変化しはじめた最初の頃は、親(特に生きていた頃の母)を責める気持ちが生まれてきそうで、それを苦しく思うこともあったけれど、責める気持ちって、あとづけで生まれてくるものはしょせん「ただの思い込み」でしかない。そう気づいて、基本的には「どっちでもいいやん」と思えるようになってきた。

うーん。まだ上手く言えませんがね。
で、何を書きたかったんだっけ。

ああ、そうだ。
生き方とか人生とかそんな観念的な話以前に、たとえば仕事で人と出会って、チームでの仕事をしていく。そういうのも、以前の自分であれば「対個人」のうんと細かいところでも、相手と自分の方向性の違いとか、行きちがいがどうとか、センスの違いとか、気遣いのポイントの違和感とか、そういうところにいちいち傷ついたり、ストレスを感じたり、場合によっては「相手とのあいだの扉を閉ざしてしまう」ことも多かったのだ。

それがね、わりとそういう「その人との相性」みたいなところが気にならなくなってきた……ような気がする。気がすると書いたのは、まだちょっと現場での自分がそこまで柳に風と受け流せるかどうか、言い切りたくないからってことなんだけどね(笑)。

何年かまえ、オーボエの神さまと呼ばれているモーリス・ブルグ(ま、この人に対しても若い頃の私はあれこれ違和感をおぼえては自分を追い詰めたことが何度かあるんだけど)と話をしていて、呼吸つまり管楽器の演奏でもっとも大切なテクニックというか、表現そのものについて、彼が二十代のある時期、寝ても覚めても、扉を開けても〆ても、右足を一歩出して左足を一歩出しても、ともかく一瞬たりとも休むことなく「呼吸のことばかり」に向きあっていた、と。

何かを会得したとすると、そういう時間を2年間(と言っていた。確か)ほど自分に課したおかげである。

比べてはいけないかもしれない(いや、ちょっとそう書いてみただけw)けど、私の人生の四季サイクルも、何やら「コツコツと積み重ねてきたこと」が一巡してきた感がある。自分の人生は自分でつくっていく、という「因果応報」の思想を毎日のように実践していけることが楽しくてしょうがない。

さて、これからはどんな方向へ走っていこうかな。


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2015/06/05

筋トレ情報

西洋占星術の書き手でいらっしゃる石井ゆかりさんの週間な占い。もともと興味はあったのですが、数年まえに音楽ライターな知人とのメールのやりとりで教えてもらって、以来ずっとブックマークにいれて、更新を楽しみにしています。

なんかね。来週の天秤座の記事が、すばらしく「スッと腑に落ちる」「わくわく☆」して嬉しくなったので、お守り代わりにリンクしておきます。こんな「あくまで自分用」のアイテムをブログにメモ。こびっと気恥ずかしい気もするんだけどね。

天秤座 2015/6/8-6/14の空模様。Add Star

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2014/08/12

ロビン・ウィリアムズが!

米俳優、ロビン・ウィリアムズ自殺か

ネットを見ていると、こういうニュースは早いですね。
大好きなコメディアンだったのでショックです。が、ファンだからこそ……というと我ながら傲慢な言い方かな、と思いつつ、驚かなかった自分にため息というか。

死にたいと思う人ほど、実は生きることへのエネルギーや憧憬が強い。あるいは、才能ある人ほど、自分で自分をしばって、アクセルとブレーキをフルスロットルで限界を超えた負荷をかけて生きねば……と思いがちなんだよね。

生きることにも死ぬことにも、もしかするとたいした理由は必要ない。けど、生きているということだけでも、ある意味では奇跡であり、この宇宙から与えられた得がたい贈り物なのだ、と。できることなら、今日生かしてもらっていることに、日々あたらしく感謝して生きていきたい。けれども、もうダメだとリタイヤを決めてしまう人も、もしかするとほんのちょっとした加減で思い直して、そこから生き生きとした命を最後までまっとうしたかもしれないのよね。どこかでバカになるスイッチを自分のなかにキープして、ありもしない理想で自分をいじめすぎないこと。他にもいろんなことを書いておきたいけど、いくら言葉にしても、だからなに……という面もあり、そしてそういう面をあるときは尊重しないといけない、とも思うしね。

たくさんの素晴らしい仕事を残してくれたひとに感謝を。

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2014/05/24

吉祥寺バウスシアター

今月いっぱいでバウスシアターが閉館。なくなってしまう前にもう一度はあそこで映画を見なくては、と思っていたのですが、4月からこっち、どうも在宅と外でのアルバイト仕事の兼ね合い(調整)が上手くいかなかった。土曜日の朝になっていきなり、よし、『ブルージャスミン』を朝イチの回で観てくるぞ、と決心。ところが、身仕度して吉祥寺まで行き、映画館へと向かってみると目に入ったのが、まさに長蛇の列。あそこがなくなるときいて、いままでゆるいペースでバウスシアターを愛用なさっていた人たちが、最後の数日を共にしようと吉祥寺まで押しかけてきたようです。瞬間的に「だめだ、こりゃ」とあきらめ、来た道を引き返しました。大好きな映画館への別れの言葉は、心のなかだけで呟くことにしました。

で、せめて映画。という気分だったのでその足でTSUTAYAへ行って、借りてきたのは以下のDVD。

●映画
『武士の家計簿』
『大統領の料理人』
『タイピスト』

●ドラマシリーズ
『リゾーリ&アイルズ』第3シーズンの⑤
『アンダー・ザ・ドーム』②

●ついでに漫画(いつ読むんだ>自分)
『喰う寝るふたり住むふたり』日暮キノコ①②③
『エンジェルトランペット』赤石路代①②③
『7SEEDS』田村由美(22)~(25)

TSUTAYAの布袋をぶらさげて近所のアキダイで買い物。果物は先週一山500円で買ったサンフルーツ、これは「新甘夏」といわれている柑橘の新種のようですが、夏蜜柑や八朔の風味を残した上で蜜柑やオレンジの甘さ・汁気の多さをブレンドしたような味。最近のお気に入り。まだ幾つか残っているので、おもに青物の補充。

帰宅して、ひとやすみしたところでワンコの散歩。吉祥寺に行くときに、数日まえ、久々に取り出してきた歩数計を身につけることを忘れたので、今日の歩数カウントは2223歩だけ。1日つけていたら、たぶん6000くらいのカウントになったんじゃないかな。天気がいい日はこのところ毎日それくらい歩いている気がする。

まあ、こんな日常です。
そういえばココログ。いただいたコメントにお返事しようと思ったら、パスワードの設定の仕様が変わったせいか、長々うだうだと書いたコメントをアップしようと思った瞬間、消えました(涙)。他にも、あれこれ古いままになっているのを、少しずつでもリニューアルして「ブログ生活」に復帰しようと思っていますので、あらためまして、よろしくお願いします。

ごきげんよう、さようなら。

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2010/02/21

日記0221

税務署に確定申告の書類を提出。
しかし、午前中は寒かった。心身が冷え切ってしまい、帰宅してから軽く仮眠。

▼昨日はウーセさんの弟子筋のピアニストがシューマンのコンチェルトを弾くということで声をかけていただき、都内へ。そしてどういう巡りあわせか、たまたまPHSを自宅に置き忘れ、その結果、ドミノ倒しのようにいろんな事が次々に降りかかるという妙な一日となった。うーん、いつか振り返ってみたら、人生であんな変な日はあとにもさきにもないかもしれない……というのか。あれこれが重なった。災いが災いを呼ぶという言いまわしがあるけれど、それに近い。

▼夕食を一緒にと誘われていたのだけれど、ピアニストが指揮者と少しおしゃべりして、来年(もしくは再来年)のこともなんとなく確認したいという流れになったところで席を立ち、さきに抜けさせてもらった。それにしても、日本で見聞したあれこれに関する雑談や、いろんな奏者との共演話をはじめとして、短い時間にお茶を飲むあいだだけであれだけ濃くておもしろい話が出てくるってのはさすがというか、すでにいっぱしのアーティストだから当然だというか。某招聘関係の相手をひと目見ただけでの人物評の明快さにも、大笑いさせられた。せっかくだから、知りあいのマネージャーさんの名刺などを持っていって、ご紹介とかすればよかったかも。

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2010/01/13

雑記0112

自分メモ。

とりあえず、簡易のインタビューから書き起こして寝かせてある400字×15枚弱ほどのテキスト。ゆるめなので、遅れても大丈夫ですと言われている〆切まで十日ほども残ってはいるけれど、これ以上推敲したり、親切丁寧に表記をフルネームにしたりするサーヴィスをする気は皆無。そもそも、通訳したインタビューのテープ起こしなんて、本来なら絶対にしない業務だし。過去に、「対談」の収拾がつかなくなり、本気で困っていた編集者さんがいて、あのときだけは気の毒になってやってあげたけど、あのときのことだって「誰にも言わないでくださいよ」と釘をさしてから、引き受けたのだ。今回は、まあお初の発注主だったので、様子見を兼ねて、言われたことはとりあえず引き受けてみたってところ。できれば同じ案件を継続して、7月にイベント本番がおこなわれるときにも、予定をあけておいてくださいと言われたけど、どうなることでしょうねえ。

あとは、とっくに書きあげてないといけないはずのリーディング原稿2冊ぶん。今回は短く書くつもり。そもそも、別件でやりとりした某社の編集者さんが「わたしはあそこのエージェントさん経由で版権取得をするとき、資料としてつけられているリーディングや試訳を手がけた翻訳者さんに翻訳を発注したことがありません」と断言していたものね。いや、そこ以外の出版社に決まってくれればいいのか。なんだか微妙。

そしていい加減、訳出作業をスタートしたい(どっちを先にするかなど、まだ曖昧)本が2冊。試訳を作成しつつ、本格的に取り組んでいかないといけない長編が1冊。こっちは下手にはじめてしまうと、一年くらいは他の仕事ができないかもしれないので、かなり腰が引けております。うーん。そうこうするうちに、フランスでいろんな新刊が出てきそう。

で、いきなりですが、明日は朝から池袋へ遊びに行く予定。そろそろ寝なくちゃ。

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2009/11/06

本日のTO DO

昨日、せっかくのオフ日だったのに、メールを書くことくらいしかしないで終わってしまったので・以下略。ああでも、引きこもりの生活に戻ったとしても、ここしばらくのように、メールでやさしく相手してくださる人がいればどうにか生きのびることができる……というのも、こっちのワガママでしかないんだけど。

さて。天気がいいからまずは洗濯だろうな。

○ぼさぼさの髪をどうにかしてもらう(美容院)
○ついでに気分転換をかねて顔剃りでもしてもらうとか。
○コンタクトレンズ購入。午前中のうちに眼科へ行く。
○図書館。リクエストしていた資料本が届いている。
○整理整頓。←衣替えをするにしてもまずは服を捨てないと。
※ホントは冬の部屋着を買いに行きたいけど、今日は時間がなさそう。
○事務連絡。福岡行きの周辺。
※イベントの内容確認、日仏学院の院長さんへのメール返事、secretariatへの確認、航空券の確認と代金の立て替え払い。
○フィクションはいまはきびしいと手紙をくださった編集者さんに、某書の持ち込みを打診する手紙を書く。めがなさそうなら、すぐに別口(と書いておかないと忘れる自分)。
○同じく、本当ならまっさきに訳書が届いたという確認もしくは感想を送ってくださるはずのかたからいまだにまったく音沙汰がない。これって、こっちはとっくにダメだという判断をくだされたものだと思っていたが、もしかすると春に預けた試訳の件がまだ保留になっているのかも、と思いあたった。……いや、べつにダメならダメで(そのまえに「不愉快」ということばを、彼女に対してではなく、某著作権事務所の担当者の人海戦術のやり口に対してメールで言ったことでたぶんイヤなな思いをさせてしまったという件がある。半年が経ってこっちも頭が冷えたことだし)いいのだけれど、こういうかたちで大切なご縁が切れてしまうことはあまりに悲しい。
○預かっている原書。まずは一冊を早く読み終える。来週の東京日仏学院でのイベント前に、来年の予定を一つは結論出しておかないと……。
○請求書!←すっかり忘れていた。つくって送らないと。
○最後の最後で爆発しないで「反省」のメールを送ったきりのあるひとにあるものを郵送(謎)。←無理@そこまで自分を偽るようなことはやめておけ、という心の声もあるけれど。

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2009/10/23

頭が重い

日記1022

年にいちどの雑排水管洗浄。まあ、年に1回も必要ないとか、下手に管をいれるとかえって配水管に傷がついて持ちが悪くなるとか(替える工事となると大ごとだしね)、要は台所の排水で「油モノと乳製品」などを流さないようにしさえすれば汚れないという情報を徹底して認知してもらったほうがいいとか、マンション管理の見地からするといろんな説があるようですが、それでもやるとなったらきちんと全戸で実施しないとね。←かならず何軒か、実施できないところがあるもんですけど。

一階角部屋の我が家は、初日の朝一番が定番なので、八時過ぎくらいから水回りの埃とりと、あちこちのモノを移動させて人が通れるように(汗)する作業。廊下なんて、壁に書棚+床に本の山の列。それも、最初は一列だったのが、いつのまにか二列三列。とりあえず、この増殖したぶんと、玄関を埋めている本の山だけ、物置部屋と化しているピアノの部屋へと移動。ただでさえ物置なのに、ドアを開けるなりぎっしりと本が積まれている部屋って・以下略。

移動を一段落させて、コーヒーでも飲もうかという、まさにそのタイミングに「ぴんぽーん」と業者さんが到着。無事に作業を終了させました。ほっとひと息。

昨日にひきつづき、軽い頭痛が取れない。でもまあ、どうしてもしなくちゃいけない仕事とかが(と、のんびりしたことを言っている場合でもそろそろなくなっているんだけど)あるわけでもないので、薬も飲まずに一日うだうだ。

本を移動させた余波で、ようやく掘り出した図書館本を返却。結局、廊下の山とはぜんぜん関係ない玄関先の下駄箱の下に落ちていました。なんであんなところに……(汗)。

現時点でのTO DO。
○フランス語でのメールその一
写真はどうやら、某お仕事の待ち時間に送ってきたものと見られる。あれですっかりこっちは優しい気持ちになりはしたものの、でもだからどうしてほしいのか。微妙だ。ちなみにコンクールの結果は一位がロシア人で、日本人は四位&五位となった模様。ふむ。

○フランス語でのメールその二
こっちはともかく急いで作業してリプライ。コメントなどはその時点で考えよう。

○在宅仕事再開
どう考えても、今後はこっちにスライドしていくしかないのよね。死ぬ気で生活リズムをつくっていかねば。ってことで、原書の消化と、試訳をはじめることと、長らく保留にしてあった本をどうするか考えて、場合によってはすでに訳出してある原稿の冒頭を抜き出して担当氏に見てもらうこと。これ、ホントにやるとなるとすべてちゃらにしてやり直したほうがいいだろう。おそらく、引っかかってくるのはドイツ語とヘブライ&イディッシュ語のパートの処理。ドイツ語は知りあいのピアノの先生に見てもらえばいいけど、ヘブライ&イディッシュ……うーん。辞書と初級ヘブライ語の教科書は買ってあったと思うけど、あれでどうにかなるのか。いや、無理でしょうね。というか、そういうところにあんまりエネルギーを割きたくないし……とぶつくさ。年内の優先順位は「試訳」ですね。自分のなかでの判断としても、もうこれ以上は延ばせない。よし。

○資料の読みこみ
どうしても気が進まなくて、封を切っただけで放ってある資料。まあ、いざとなったら当日(前日)の電車のなかで読むことになるのか。しかし、こういう仕事が向いていると見込んでもらったのを、ありがたいと思ってつぎにつなげていくべきなんだろうね。

○ご相談
イスラムのかたのご接待で気をつけたほうがいいこと。もちろん、豚はダメよね……程度のことは調べればわかるはずだけど、実際にはどれだけ厳密な信者でいらっしゃるのかもまだわからない。それよりもどなたかご自分がそうか、あるいは友人にイスラムの人がいて、身近に知っているという人からお話を聞ければそれが早道ではないかという気がする。それでなくても、イスラム圏を旅することが多い人からお話を聞けたらありがたい。お心当たりのかた、情報をお寄せくださいませ>と誰にともなく。いえ、わたしは直接タッチしないと思いますが、それでもまえもって様子がわかると関係者はありがたいでしょうし。

以下家事雑用
○クリーニング屋
衣替え。箪笥のまえに積みあげた古着をまとめて処分しないと、部屋が使えない。
○食料買いだし
○掃除その他
○Windowsの再インストール
……これ、あたりまえなんだけど、やってるとそのあいだはパソコンが使えない。いっそ、ネットブックもどきを買っちゃおうかな。いまのパソだと外での仕事が……いや、以前に使っていたタイプTを復活させればいいんだけどね。でもこうなると小さいのがほしい。さきだつものもないくせに(汗)。

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2009/10/22

日差しが強すぎて

日記1021

久しぶりに一日六時間通訳(あいだに二時間休憩があいた)をした翌日。訳書の見本が出てきたというメールをいただき、近所まで持ってきてくださると言ってもらってはいたものの、さすがに「少しは外に出ないと」という気がしたので、神田まで出かけて、ついでにお昼などご馳走になってまいりました。出版社の受付で名前を言って、ふと見ると、まさに拙訳書の梱包・発送作業がたけなわ。受付の人もこちらの名前と訳者名を見比べて「うふふ」とか「お世話になっております」とか。いや、こちらこそよろしくお願いしますと、深くお辞儀をしながら「一冊拝見」とか言って、担当者がいらっしゃるまえに見せてもらったりして。表紙の写真は、候補を何枚か見せていただいて、たぶんこれだろうなと思ったのを使ってありました。内容の陰翳をぐっときわだたせてくれる写真ですね。それと、帯の文句がかっこいいや。いいコピーをつくってくださってありがとうございます。

で、食後に少しだけ雑談。いろんな話を聞けてラッキー。今後のあれこれについて、いろんな具体的な話をこっちからも持っていくべきだったんだけど、まだ頭が腑抜けている……というか、これがふつうの状態なのか。うーん。まあ、わたしのほうはたいして目新しい話もできずに、でも今後も文芸系の本を積極的に出していきたいという意志の確認ができただけでもいいのか。ということで、フランスものは継続的に出していただくことができそうです。わたし以外にもフランスものを抱えていてなかなか訳があがってこない……という翻訳者のかたの具体名をこそっと教えてもらったりして、いや、いつまででも、本が出るのを楽しみに待っておりますとも。

帰りの中央線のなかで訳書のページをめくる。いや、じっくり読むのは自分でも初めてなので、おっかなびっくり。なんだか自分が訳した本じゃないみたいで、変な感じです。もちろん、内容の骨の部分は頭にも身体にも染みこんでいるので、味わいや作品の世界観、作家が描きだす心象風景などをそのまま丁寧に追うことができる。そうなのよね、自分で訳すと文章に「へんな雑念」が入ってこないので(読みやすいとか言っちゃうと、なんだか我ながらバカみたいですけど)作品の滋味のようなものをそのまま味わえて、こんな幸せな読書ってないな、とも。やっぱり、ピアノの演奏もホンヤクも、わたしのなかではまったくの同列なんだなあ。自分の演奏をあとから録音で聴くのは大嫌いだったけど、でもふとしたはずみで耳にすると「へえ……」と思ったのと、まったく同質の手応えだ。ただ、そういうことだとなると、今後の課題もまだまだあるってことだ……。はあ、道は遠い。

特快に乗っていたことに気づかずにいたのだけれど、ふと気づくともう三鷹。あぶない、ここで乗り過ごしたら、八王子まで連れて行かれたかも(笑)。

三鷹からバスに乗って、ふたたび失敗。うとうとしていたら、乗客がぞろぞろと一人残らず市役所前で下車したので、市役所どまりのバスだったのかとあわてて下りて、プレートを見たらじつはそうじゃなかった。まあいいか、くたびれたから市役所の池のまえのベンチで一休みしていこう。ってことで、三鷹で自宅おやつに買ったミニクロワッサン(焼きたて)を頬ばりながら、日陰のベンチでぼんやり。ついでに借りていた原書を広げて最初の一章を読み終える。これ、日仏学院での文芸翻訳のクラスでテキストに使ったことがある作家の最新作。久しぶりに読むと、もうめちゃくちゃフランスっぽい(あくまで個人的な印象)緻密で硬質で皮肉がきいてデリケートな文体&内容。そういえば「こういう本を訳したい」と、あの頃のわたしが思っていたまさにそういう本だわ。強いて言うなら『パリのレストラン』のベネギとちょっと似ているタッチだ。こちらの作家は、この十年でもう押しも押されぬ人気作家になっているようだけれど。

市役所からコーヒーショップに寄って(安売りデー)豆を補充し、帰宅。強い日差しに目をやられたか、軽く頭痛がする。薬を飲むほどではないけれど、起きているのがしんどかったのでそのまま二時間ほど昼寝。

夜、起き出して知りあいとメールのやりとりなどしていたら、フランスから短信メール。待っていた返事ではなく「まずはこれを見て」と、この世でいちばん可愛らしいのではないかと思える物体(笑)を写した写真が一枚だけ。あーもーどおしようってくらい可愛い。特にすごくイヤな気分だったとかとげとげしていたというつもりはなかったのだけれど、でももう心が洗われて、はい、わたしもまっすぐに生きていきますとも……という超みずみずしい気分になったのが不思議。もう、なんでもいいや。なんでも許してあげるよ、うん。

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